ヤマリア エギ王TR 3号 21g
ヤマリア エギ王TR 3号 27g
ティップランにおいて安定感が重要とされるのは、イカがエギを捕まえやすい状況を作りたいから。強い流れの中で動き回る餌より、どこか無防備な餌を演出することがアタリを誘発するポイントとなる。そこでYAMASHITAが目指したのは、「動かずに泳ぐ」という一見相反するようにも見える要素の融合。アタリが集中すると言われる誘いの直後からエギを止めてアタリを待つタイミングで、エギがスラロームしてしまったりブレが生じないよう、エギ王TRには安定のスイム姿勢を支えるさまざまなこだわりが詰まっている。「フィン」+「シンカー」 +「ボディ」+「デカ針」の相乗効果による全身安定構造となっている。アタリが欲しいここぞというタイミングでピタッと止まる、船上でライバルよりも多くアタリを得るために開発されたのがエギ王TR。 シンカーの素材には環境負荷に配慮した錫を採用している。
安定性の機能要素

デカ針
リア側に搭載したデカ針は、パラシュート効果を生み、エギの動きを安定させる。
また、イカの足にしっかりとフッキングできるため、身切れ防止にも繋がる。

ハイドロフィンTR
従来のハイドロフィンとは異なり、縦・横方向のブレを制御するために十字形状のフィンを採用。釣り人から遠く離れた潮流の中でも、エギの姿勢を安定させる。

ハイドロシンカー
安定したスイム姿勢を保つための、舵の効果を併せ持った独自のシンカー形状。
また、素材には環境負荷に配慮した錫を採用している。
従来の鉛素材と比較して錫は比重が軽く、体積が増加することから水の抵抗を受けやすくなるため、最適な安定性能を引き出すために27gの重量としている。

ハイドロボディ
従来のエギの形状に捉われず、独自の発想で設計されたハイドロボディ。通常のエギに比べ、横へ鋭角に張り出したようなシェイプが、エギ王TRの安定感を支えるために非常に重要な役割を果たしている。